中古車を下見に行くときの心構え
昔は中古車探しと言えば自分の行動範囲を中心に足で探し回るものでしたが、
今はネットの検索サイトを使って、自分の条件を絞ったり緩めたりしながら探すのが普通になっていると思います。
僕は隣県も含め下見に行ける範囲で探して、自宅から100キロ離れたお店で購入に至りました。
以前見たニュースでは、ホンダカーズが全国のネットワークを生かし、他県の中古車在庫を取り寄せ販売するサービスを始める(始めた?)そうです。
ホンダ認定中古車なら仮に下見ができなくても、怪しげな車を掴まされるリスクが少なく、値段が少し高めでもギャンブル要素は少なく安心です。
ですがディーラー中古車よりも一般のお店で買うことのほうがやっぱり多いと思うので、
自分での実車チェックは重要です。
で、今回のテーマですが
僕は下見に行ったにも関わらず、確認したかった事の半分も見れていませんでした。
なので心構えは
「チェックポイントは紙に書いて持って行く」
です。
な~んだ
と思うかもしれませんが、実際に見に行ってお目当ての車を前にするとつい舞い上がってしまい、確認事項もすっかり忘れてしまうものです。
・キズ、へこみ
・アイドリング異音
・下回りサビ
・ブーツ破れ
・パット、ローター
・タイヤ減り具合、製造年
などと箇条書きにしておくと良いです
古典的ですが落ち着いてチェックするにはメモが必須です。
さっそく代車生活のはじまり
その代わりにやってきたのがこいつ
スズキのアルト2019年式
後ろにエネチャージと書いてあります
ハイブリッド的なやつ?
代車の定番アルトとミラ以外だったらいいな、と思っていましたがアルトがきました
エネチャージというのは何でも減速エネルギーを充電するハイテク機能のようです
コクピット回りのスイッチ類を見ると、追突や車線逸脱を予防するような安全機能も付いているようです
他にもよくわからないボタンがいくつか…
調べるほどの興味はないですが、なかなか安全装備が充実している車のようです。
車体が軽いせいか加速がとても良く、カーブも小気味良く曲がり、ブレーキもとても良く効きます。
見た目は好きではありませんが、走りは凄く良い車でした。
色的にも高齢者マークが似合いそうな佇まいですが、走りだけ見たら僕のN-BOXは完全に負けているなと思いました。
今まで乗っていた同じセダン系のN-ONEよりも明らかに運動性能が高いです。
で、僕のN-BOXですが、
僕の買った車屋さんは、ホンダカーズをいくつか経営している会社の中古車部門の別会社なので、明日ホンダカーズで調べるそうです。
調べてどうだったかなどはまた。
納車7日目にして修理入庫
さっそく不具合が見つかり本日修理に預けることとなってしまいました( ノД`)…
その内容とは…
「風切り音がピーピー鳴る」です
風切り音と言っても普通のゴォーという音ではありません。
ピーピーです
一般道を低速で走っているぶんには全くわからないのですが、高速に乗って100キロ位になると、天井付近?からピーピーと耳障りな高い音が鳴り出します。
速度をさらに上げるとピッピーピピッ
とかだったのが、
音も大きくなりピーーーーーーになります。
80キロ近くまで下げると鳴らなく(聞こえなく?)なります。
特に僕は神経質というほどでもないですし、軽自動車なのである程度の騒音は仕方ないと許容しています。平日は仕事で毎日エブリイに乗っているのでうるさいのも慣れています。
が、あのピーピー音は今まで経験したことない音でちょっと辛いです。
ネットで検索してみたところ、旧型N-BOXで同様の症状の方がチラホラ見つかり動画に上げている方もいました。
どうやらフロントガラスとボディの間のパッキン(モール?)の隙間からの風切り音が有力なようです。
すきま風みたいなものでしょうか?
だとすると向かい風が強かったりするともっと低い速度でも鳴り出す可能性があります。
中古保証期間もあるので早めに見てもらおうと思い、昨日買ったお店に連絡したところ、今日代車を持って来るので預かって調べたい、とのことでした。
4連休最後の今日もいろいろ乗り回す予定だったので残念ですが預けることにしました。
100キロ離れた車屋さんですが、すぐに対応してくれたのは良かったと思っています。
代車は何が来るんだろう?
呑気なこと考えている場合ではありませんが、1週間は代車生活になると思うので、何の車が来るかちょっと楽しみではあります。
納車
昨日2020年9月16日
僕がこれから最低7年乗る中古N-BOXがついに納車になりました。
感想はたくさんありますが、この車でいちばん期待していた2点について先に書き残しておきます。
①初の軽ターボのパワー感
お店を出て走り出し出した瞬間に、7年乗ったN-ONEノンターボとは明らかに違う力強さで、N-ONE+100キロ以上の重さも感じさせません。
昔乗っていたスバルの初代フォレスター250psは所謂ドッカンターボで凄いパワー感でしたが、そういう豹変するような感じはなく、あくまで常用回転域のトルクを太くしたスムーズな乗り味で、排気量が少し大きい感覚さえありました。
出足でエンジンが唸らないので、耳にも精神的にも楽です。
車の装備としてはずいぶん前からあるものですが僕は初でした。
さっそく高速で使ってみましたが、
「これは最高」
人によると思いますが、一度使ったらやめられないという記事も見たことがあります。
僕もそう思いました。
本当はいけないと思いますが、靴を脱いで両足を前に投げ出して、ハンドルだけちょこちょこ修正する感じで、
とにかく楽でした。
はじめは上半身だけで運転している奇妙な違和感がありましたがすぐに慣れました。
説明書には設定可能スピードが100キロまでと書いてありましたが、110でも120でも普通に機能していました。
法的速度の関係で、公式には書けないのかもしれませんね。
これに現行N-BOXの車線修正機能なんて付いていたら、もうとんでもなく楽なんでしょうね。
さらに先行車追従機能なんてのもあったような…すごいです、値段が高くても納得です。
はじめてのドラレコ購入
納車前ですがドラレコを注文してきました。
以前から付けたいなとは思っていたのですが、高額な割に車に乗っていて何か良くなるわけでなく、すぐに役にも立つわけでもない(役に立ったらそれはそれで困る状況)なので、なかなか踏ん切れずにいました。
今回長く乗る予定のN-BOX購入を機に、これからの安全確保のため前後タイプを思いきって付けることにしました。
ざっと調べたところ有力メーカーはコムテック、ケンウッド、ユピテルあたりで、他にもカーメイト、ガーミン、セルスター、アズールなどいろいろあって、カメラのレンズがどうとか、解像度がどうとか難しそうで、じっくり研究するにはかなりの時間がかかりそうな物でした。
しかしドラレコ取り付けを納車日のお昼に予約した関係で、ゆっくり吟味している時間はありませんでした。
ということで、最新型を買っておけば大きな失敗はないだろう、と深く考えずにさくっと決めました。
僕は家電品など何かそれなりの金額の物を買うときは、良いと思うメーカーをまず先に決めて、その後にそのメーカーの中で予算と相談しながら機種を決めます。
今回メーカーはケンウッドにしました。
特にこれと言った理由はないのですが、知っているメーカーがケンウッドとユピテルしかなく、ユピテルは以前買ったポータブルナビがすぐに壊れてイメージが悪かったので、あっさりケンウッドに決まりました。
機種は2020年6月に出たばかりの
DRV-MR450というエントリーモデルです。
シガーソケットからコードが出ているのは嫌だったので、車の中から電源を取る為の別売りのコードも買い、取り付け費もいれると
39000円になりました。
なかなかの値段になりましたが、有名メーカー品で取り付けもやってもらうと普通これ位にはなるようです。
最低7年は乗るつもりなので、7年使えれば1年あたり5600円、月にすれば500円弱、そう考えたら高くはないかなと。
DRV-MR450を選んだ理由としては、本体が25000円と手軽だったこともありますが、
SDカードのフォーマットをしなくて良い
というのがいちばんの理由になります。
フォーマットが必要な機種だと、だんだん面倒くさくなって、そのうちやらずに放置状態になりそうな気がしたからです。
あと実際にどの程度役に立つかはわかりませんが、前方衝突警告・発進遅れ警告・車線逸脱警告、などの運転支援機能というのも楽しみです。
実際に使ってみた感想はまたあらためて。
N-BOXに決める前に候補だった3台③
③ホンダバモス4WD/AT
自転車を気軽に積みたい、というのがあるため、どうしても軽バンが候補に上がります。
余談としてダイハツのハイゼットカーゴもディーラー系中古車店で見てきましたが、やはり元がが古い車のため、運転席に座った瞬間に内装デザインに古くささを感じてちょっとダメでした。
なので乗用車版のアトレーも候補にはなりませんでした。今の顔だけは好きなんですけどね。
で、いよいよホンダです。バモスです。
僕は昔からそうなんですが、車もバイクも「ホンダ」は少し評価が水増しされ、同等ライバル車より多少スペックが落ちても(そういう場合がけっこう多い)、許す傾向があります。
デザイン的には顔が下にぎゅっと縮まったような特徴的なところがけっこう好きです。
N-VAN登場に合わせるかたちで2018年に販売終了していますが、もともと売れていなかったのか、持っている人は乗り潰しているのか、中古車がとても少なく(希少レベル)、希望の4WDで5年落ち5万キロ以内だと、全国でなんと10台以下。
そして相場もかなり割高でした。
それでも実際に試してみたいと思い、例によってバモスを扱っているレンタカー屋さんを探し出し、半日ほど乗り回してもみました。
珍しいリアエンジンなので、エブリイのようにお尻の下でエンジンが唸ることもなく、後ろで低めの音で回っている感じは良かったです。設計の古い車にしては走りも軽バンの及第点はクリアしていました。
しかし全体的に古くささは否めず昭和感も漂う感じでした。
モデル末期までサイドミラーがなんと手動式で、ナビ画面がなぜか下の方にあるところも不便だろうなと感じました。
本当に好きな人が乗るマニアックな存在になってきているのでしょうか。
そして流れは軽ハイトワゴンへ…
もともと背の高い軽は値段が無駄に高いイメージであまり好きではなく、広い広いと言っても軽バンのほうが広いでしょ、ぐらいに思っていたのですが、よくよく考えると…
・乗用車要素が高い(というか完全乗用車)
・4WDターボがある
・自転車が積みやすい
・旧型N-BOXの中古相場が下がっている
・中古台数もやたら多く探しやすい
軽バンに凝り固まっていた頭を整理していくと、旧型N-BOXがベストではないか、という考えに移っていきました。
延べ1年近く考え抜いてきた中古車選びですが、結局は軽自動車の主流のハイトワゴン、その中でも最も売れている今や国民車とも言えるN-BOXという、いちばん普通の結果に辿り着きました。
やはり売れている車は総合的に、より多くの人のニーズを取り込んでいる、ということになるのかもしれません。