50歳になった僕が128万円で買った中古N-BOXのことなど

中古N-BOXと共に50代をすごしていきます

50歳になった僕が128万円で中古の旧型N-BOXを選んだ10の理由


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2017年式・走行49000キロ

画像は実際に買った僕のN-BOXです

 

まだ納車前ですが、先日自宅から100キロほど離れた車屋さんで注文してきました。

 

僕がこの車に至った理由は10ありました。

 

①軽自動車であること。

同じ程度の中古車ならフィットやノートなどのコンパクトカーのほうが、より安く買うことができますが、軽自動車はその価格差を越える維持費の安さが魅力です。

毎年の税金、車検費用、夏用冬用と2セット必要なタイヤ代、高速料金、バッテリーやブレーキパットなどの消耗部品、オイル交換やエレメント代、エアフィルターにエアコンフィルターにワイパーのゴムに至るまですべてがいちいち安く済みます

僕の計算では少なくみても慣らして年間6~7万、10年間で60~70万円、たかがと思う方も多いでしょうが僕にとっては大きな違いでした。

 

②大人用の自転車が積めること。

とくにサイクリングが趣味というわけではありません。

それは車でお酒を飲みに出掛けた翌朝、自転車で車を取りに行ける(逆の場合もあり)

妻が交代勤務をしている関係で、飲みに行った翌朝、必ず家にいて送ってもらえるとは限らないのでこれも重要でした。

 

③スコップや草刈り機などの長めの道具を積みやすいこと。

年齢と共に地域のボランティア的な活動が増えてきたので、いろいろ道具が積み下ろしやすい車はとても役に立ちます。

 

④見た目と乗り心地と静粛性もそれなりに良いこと。

車を道具として考えた場合、軽トラや軽バンがいちばん便利です。事実はじめはスズキのエブリイが第一候補でした。

しかし自家用車として通勤や買い物、週末にはちょっと遠めの日帰りドライブなんかもしていきたいと思うと、

乗用車的要素もやはり重要でした。

 

⑤4WDであること。

僕の住む土地はいわゆる雪国です。

地球温暖化のせいか近年はあまり雪が積もらなくなりましたが、20年ちかく前に乗っていたシビック(FF)で、大雪の年に頻繁に雪にはまって立ち往生し渋滞を起こした苦い経験から、その後の車は必ず4WDにしてきました。

止まると動けなくなるのでは?の恐怖感はもう味わいたくありません。

雪国で4WDはやはり安心です。

 

⑥ターボであること。

これは正直最後まで悩みました。

4WDターボがなかなか見つからず、もう台数の多いノンターボにしようか…と何度も思いました。

近年の軽自動車はノンターボでもかなり性能が良く、うちのN-ONE(NA/4WD)を乗ってきて困ったこともないのですが、

困ったことがないのと、不満がないのはまた別の話で、勾配のきつい山間の高速道路をもう少し楽に走れたらなと思うとターボが欲しかったです。

 

⑦前車のN-ONEとタイヤサイズが同じでホイールが共用できること。

新車から7年乗ったN-ONEは免許を取った2人の子供が使う車として譲ることにしました。

そこで2台の車でタイヤが共用できると何かと便利。春と秋の年2回のタイヤ交換のときに、タイヤの程度を見ながらその時の都合や事情に合わせて臨機応変に入れ替えできるのは良いなと考えました。

 

⑧車のローンが月15000円以下になること。

この少ない予算ではさすがに現行N-BOXターボ4WDは無理です。

学生2人を抱える我が家の現状で、新たに月々払える車のローンは15000円

ボーナスはあてにならず怖いので、覚悟の長期均等払い、となると年間で払えるのは18万円、5年ローンだと90万円、これだと車検の残り期間にもよりますが、車体価格が80万円前後の車になり、N-BOXだと10年ちかく前の初期型で、これから修理代が掛かりそうだったり、走行距離が10~15万キロだったりで、あまり長持ちしなさそうでした。

そこで金利負担は大きくなりますが、7年ローンにすると126万円、これだと本体120万円前後のN-BOXが選べたので、結果的に3年落ちで走行49000キロ、素人目ですが程度もそこそこ良さそうなN-BOXを探すことができました。

 

⑨やっぱりHONDAがいい。

遥か昔、初めて買ってもらった自分の乗り物がホンダのDJ-1という原付バイクでした。

当時1980年代はバイクブームで、2輪モータースポーツ界では世界グランプリでも鈴鹿8時間耐久でもホンダは絶対的王者、4輪ではF-1ブームが始まり、こちらでもホンダエンジンは世界を席巻していました。

その頃からずっとホンダが好きで、バイクも車もホンダを選ぶことが多かったです。

子供のころ家の車がN360シビックシビック→アコードとホンダ大衆路線だった馴染

みも影響あるかもしれません。

という訳で他メーカーの同等の軽ハイトワゴンは候補にならず、N-BOXに絞っての中古車選びとなりました。

 

N-BOXカスタムではなくノーマルであること。

ターボ車を探すうえではカスタムのほうがターボ率が高く探しやすかったのですが、キラキラのフロントグリルや大きめのリアウイングなど、見た目があまり好みではなかったので、やや地味ですが飽きのこなそうなノーマルで探しました。

しかしここがいちばんの難関でした。

2020年夏現在、N-BOXノーマルの中古車は全国で約5000台、うち4WDは10%程度の約500台と急激に少なくなります。+ターボとなると全国で30~40台と全体の1%以下、単純に1県に1台以下の超少数派でした。

 

そもそも4WDが少ない上に、ターボが欲しい人はカスタムに流れやすいのがそうなる理由なのかもしれません。

北海道ではときどき希望に近いN-BOXが出ましたが、さすがに遠すぎて下見に行けませんし、現物を見ずに注文するのは躊躇しました。

 

それがようやく下見に行ける県内で見つかったので、見に行くときは、良ければ決めようと思いハンコも持って出掛けました。

 

長々と書いて順番もおかしかったかもしれませんが、上記の10の理由から今回旧型N-BOXターボ4WDの購入に至りました。

 

同等の距離・年式のN-BOXと比べて少し高めではありましたが、約半年間以上、ほぼ毎日のように中古車検索サイトをチェックしてきた経験から、この先僕の条件に合うN-BOXに出会うのはかなり難しいだろうと考え即決しました。

 

128万円の7年ローンで買ったので、最低でも支払い期間の7年は乗らなくてはなりません。目標は10年、大事に使っていきたいとおもいます。

納車が楽しみです。

 

初めてのブログだったので要領がわからずダラダラと長くなってしまいました。