N-BOXに決める前に候補だった車3台②
②スズキエブリイワゴン(乗用)4WDターボAT
「会社の車みたいでヤダな」という妻の一言から少し考え直し、候補になったのがエブリイの乗用車版のエブリイワゴンでした。
基本エブリイと同じ車ですが、外装も内装もそれなりに見た目の良い飾り物がいろいろ付いてかっこ良くなっています。
これなら会社の車っぽくないし、足回りもエブリイと少し違う味付けで乗り心地が良いそうです。静粛性も少し高いとの話もネットでは見ました。
乗り心地と静粛性がエブリイとどれくらい違うんだろう?
どうしても実際に試してみたくなり、新車など買えないのにスズキディーラーに試乗をお願いしてきました。
試乗車はノンターボモデル。
営業マン同乗で15分程度の短い時間でしたが乗った感想は、
「そんなに変わらない」
たしかに普段乗っているエブリイより少し静かで、路面の振動もマイルドな感じはしましたが、せいぜい1~2割増し程度にしか感じられませんでした。
普段乗っているエブリイは荷台に台車や工具を常に積んであるため、それがガタガタしてうるさいのもあるし、距離ももう7万キロいっているので足回りのヘタリもあるでしょう。
それがもし空荷で距離も試乗車と同じ数千キロの新しい車だったら違いはさらに少ないだろうと感じました。
それなら貨物エブリイの上のグレードのほうが総合的に良い、という結論になりました。
エブリイワゴンを実際に乗ってみれたのは良い体験となりました。
スズキディーラーさんごめんなさい。
エブリイは妻が難色、エブリイワゴンは自分的にイマイチ
しかしもう1台気になっていた車がありました。
N-BOXに決める前に候補だった車3台①
①スズキエブリイ(貨物)4WDターボAT
当初はこの車が第一候補でした。
と言うのは毎日仕事で乗っているエブリイNA/5MTが、町乗り・山間部・高速道路とどんなシュチュエーションでも良く走り、そして便利で役に立つ車だからです。
その前に乗っていた前モデルも7年18万キロ乗り倒しましたが、道具として本当に完成度の高い車でした。
今乗っている現行エブリイはモデルチェンジでエンジンも変わって、トルクが太くなり燃費も良くなりました、内装の使い勝手もさらに進歩して円熟期に入っていると思います。
とても気に入っているので、もう自分の車もエブリイにしてしまおう、
走りはマニュアルが好きだけど自家用はオートマのほうがが楽でいいかな。
ターボにしたらさらに良く走るんだろうな。
普通の軽自動車に比べると中古が割高だけど、丈夫で故障もほとんど無いので長持ちもしそうだな。
(事実前モデルは1度クラッチを交換しただけでそれ以外は修理なし)
毎年の税金も5000円で安いしなお良い、などといろいろ考えていました。
が、妻の「会社の車みたいでヤダな」の一言で消えることになりました。
旧型N-BOXノンターボ4WDを試乗、その性能は?(後編)
【後編】試乗目的でレンタカーを借りた旧型N-BOXノンターボ4WD、走り出してすぐに感じたのは、メーターの回りが緑色に光る「エコ状態になりにくい」でした。
7年間乗ってきたN-ONEノンターボ4WDと同じようにアクセル操作しても、メーター回りが白の状態が多く、燃費はイマイチかな~と感じました。
車が重いからでしょうか?
ターボだとどうなんでしょうね。
まずは町乗り。
乗り心地がN-ONEより良く、段差のショックもマイルドで、N-ONEより良い足回りなのかな?と感じました。
発進加速以外はエンジンも静かなもので、ゆったりと快適に流すことができました。
この辺は町乗り普段使いに特化したとも言えるN-BOXの本領発揮でしょうか。
ただブレーキが少し甘いかな。
これも車重の影響なのかもしれません。
次にバイパス。
仕事で毎日70~80キロ乗るエブリイNAマニュアル車でよく通る、きつめの坂を登りながら合流する場所で、エブリイのフル加速だと合流時に105キロには達しますが、このN-BOXではベタ踏みで合流時85キロでした。
う~んオートマ(CVT)だからかな…開け方の加減が悪いのかな…それにしても差が大きい、これもターボだとどうなんでしょう。
バイパス制限速度の70キロ巡航はなんのストレスもなく自然に快適に走行できました。
そして高速道路。
エブリイではいつも普通に100キロ巡航している登り区間を走ってみました。
合流加速はやはりイマイチでしたが、1度スピードにのってしまえば想像していたより静かで快適に走れました。
が、エンジン的にはけっこう厳しそうで、登りの100キロ巡航ではかなり頑張ってる感がありました。
これも5速マニュアルとCVTの違いからくるものかもしれませんが、90キロ巡航がちょうど良い感じでした。
ここはターボに期待です。
(番外編)
峠道を軽くアタック。
思ったよりロールせずに曲がっていきますが、少しペースを上げるとタイヤの鳴き始めが早く、曲がれなくなります。
連続するきつめの切り返しでは、当然ですが動きが鈍く、峠道での限界点はエブリイよりかなり低いものでした。
そこにCVTのレスポンスの悪さも加わり、一言で言ってしまえば
「これは遅い」
単純に速さだけでみると、エブリイで1分で走れる区間が、このN-BOXでは1分10秒はかかりそうな差を感じました。
(だから何?と普通はおもうでしょう、あくまで遊びということで)
こういう点は車体の特徴からくるものなので、僕の購入したターボ車も同じだと思いますが、ターボの立ち上がり加速には興味があります。
そんな感じで約150キロを乗り回したわけですが、どうしても毎日乗りなれたエブリイと走りを比べる感じになってしまい、エブリイの秀逸さが際立つという、今回の目的からかなり外れたものになってしまいました。
とは言っても様々なシチュエーションを走り、N-BOXノンターボ4WDの性能は充分にわかったので、僕のターボ4WDが納車されたら、また同じ道をまた試してみるつもりです。
旧型N-BOXノンターボ4WDを試乗、その性能は?(前編)
【前編】旧型N-BOXターボ4WDの購入を決めた後、納車までにできればやっておきたいことがありました。
それは同じ旧型N-BOXの4WDのノンターボ車はどんな乗り味なのか、体感しておきたいということでした。
しかしモデルチェンジから3年経った今ではディーラーの試乗車などないでしょう。
中古屋さんで買う気もないのに試乗をお願いするのは気が引ける。
知人から少し乗せてもらう事はできそうでしたが、できれば1人で通勤ルートから街乗り、よく走る山道や高速道路なんかも気兼ねなく乗り回してみたい。
先週も先々週も休日の朝にレンタカー屋さんを何軒か電話して聞いてみましたが、N-BOXは人気でいつも予約が入っている状態、ダイハツのタントなら空いていると紹介してくれるお店もありましたが、N-BOXでなければ意味がないのでパス。
そしてつい先日の日曜の朝、レンタカー屋さんのネット予約を検索してみたところ、運良く家からいちばん近いお店でN-BOXノンターボ4WDが空いていました。
おまけに色も同じシルバーでした。
料金は5時間で4950円。
返すときのガソリン代が2000円として、計約7000円。
ちょっと痛い出費でしたが、納車も10日後に迫っており、こんなチャンスはもうないと思いすぐに予約、ETCカードを持って開店の10時にさっそく出掛けて行きました。
つづきはまた。
50歳になった僕が128万円で中古の旧型N-BOXを選んだ10の理由
2017年式・走行49000キロ
画像は実際に買った僕のN-BOXです
まだ納車前ですが、先日自宅から100キロほど離れた車屋さんで注文してきました。
僕がこの車に至った理由は10ありました。
①軽自動車であること。
同じ程度の中古車ならフィットやノートなどのコンパクトカーのほうが、より安く買うことができますが、軽自動車はその価格差を越える維持費の安さが魅力です。
毎年の税金、車検費用、夏用冬用と2セット必要なタイヤ代、高速料金、バッテリーやブレーキパットなどの消耗部品、オイル交換やエレメント代、エアフィルターにエアコンフィルターにワイパーのゴムに至るまですべてがいちいち安く済みます。
僕の計算では少なくみても慣らして年間6~7万、10年間で60~70万円、たかがと思う方も多いでしょうが僕にとっては大きな違いでした。
②大人用の自転車が積めること。
とくにサイクリングが趣味というわけではありません。
それは車でお酒を飲みに出掛けた翌朝、自転車で車を取りに行ける(逆の場合もあり)
妻が交代勤務をしている関係で、飲みに行った翌朝、必ず家にいて送ってもらえるとは限らないのでこれも重要でした。
③スコップや草刈り機などの長めの道具を積みやすいこと。
年齢と共に地域のボランティア的な活動が増えてきたので、いろいろ道具が積み下ろしやすい車はとても役に立ちます。
④見た目と乗り心地と静粛性もそれなりに良いこと。
車を道具として考えた場合、軽トラや軽バンがいちばん便利です。事実はじめはスズキのエブリイが第一候補でした。
しかし自家用車として通勤や買い物、週末にはちょっと遠めの日帰りドライブなんかもしていきたいと思うと、
乗用車的要素もやはり重要でした。
⑤4WDであること。
僕の住む土地はいわゆる雪国です。
地球温暖化のせいか近年はあまり雪が積もらなくなりましたが、20年ちかく前に乗っていたシビック(FF)で、大雪の年に頻繁に雪にはまって立ち往生し渋滞を起こした苦い経験から、その後の車は必ず4WDにしてきました。
止まると動けなくなるのでは?の恐怖感はもう味わいたくありません。
雪国で4WDはやはり安心です。
⑥ターボであること。
これは正直最後まで悩みました。
4WDターボがなかなか見つからず、もう台数の多いノンターボにしようか…と何度も思いました。
近年の軽自動車はノンターボでもかなり性能が良く、うちのN-ONE(NA/4WD)を乗ってきて困ったこともないのですが、
困ったことがないのと、不満がないのはまた別の話で、勾配のきつい山間の高速道路をもう少し楽に走れたらなと思うとターボが欲しかったです。
⑦前車のN-ONEとタイヤサイズが同じでホイールが共用できること。
新車から7年乗ったN-ONEは免許を取った2人の子供が使う車として譲ることにしました。
そこで2台の車でタイヤが共用できると何かと便利。春と秋の年2回のタイヤ交換のときに、タイヤの程度を見ながらその時の都合や事情に合わせて臨機応変に入れ替えできるのは良いなと考えました。
⑧車のローンが月15000円以下になること。
この少ない予算ではさすがに現行N-BOXターボ4WDは無理です。
学生2人を抱える我が家の現状で、新たに月々払える車のローンは15000円。
ボーナスはあてにならず怖いので、覚悟の長期均等払い、となると年間で払えるのは18万円、5年ローンだと90万円、これだと車検の残り期間にもよりますが、車体価格が80万円前後の車になり、N-BOXだと10年ちかく前の初期型で、これから修理代が掛かりそうだったり、走行距離が10~15万キロだったりで、あまり長持ちしなさそうでした。
そこで金利負担は大きくなりますが、7年ローンにすると126万円、これだと本体120万円前後のN-BOXが選べたので、結果的に3年落ちで走行49000キロ、素人目ですが程度もそこそこ良さそうなN-BOXを探すことができました。
⑨やっぱりHONDAがいい。
遥か昔、初めて買ってもらった自分の乗り物がホンダのDJ-1という原付バイクでした。
当時1980年代はバイクブームで、2輪モータースポーツ界では世界グランプリでも鈴鹿8時間耐久でもホンダは絶対的王者、4輪ではF-1ブームが始まり、こちらでもホンダエンジンは世界を席巻していました。
その頃からずっとホンダが好きで、バイクも車もホンダを選ぶことが多かったです。
子供のころ家の車がN360→シビック→シビック→アコードとホンダ大衆路線だった馴染
みも影響あるかもしれません。
という訳で他メーカーの同等の軽ハイトワゴンは候補にならず、N-BOXに絞っての中古車選びとなりました。
⑩N-BOXカスタムではなくノーマルであること。
ターボ車を探すうえではカスタムのほうがターボ率が高く探しやすかったのですが、キラキラのフロントグリルや大きめのリアウイングなど、見た目があまり好みではなかったので、やや地味ですが飽きのこなそうなノーマルで探しました。
しかしここがいちばんの難関でした。
2020年夏現在、N-BOXノーマルの中古車は全国で約5000台、うち4WDは10%程度の約500台と急激に少なくなります。+ターボとなると全国で30~40台と全体の1%以下、単純に1県に1台以下の超少数派でした。
そもそも4WDが少ない上に、ターボが欲しい人はカスタムに流れやすいのがそうなる理由なのかもしれません。
北海道ではときどき希望に近いN-BOXが出ましたが、さすがに遠すぎて下見に行けませんし、現物を見ずに注文するのは躊躇しました。
それがようやく下見に行ける県内で見つかったので、見に行くときは、良ければ決めようと思いハンコも持って出掛けました。
長々と書いて順番もおかしかったかもしれませんが、上記の10の理由から今回旧型N-BOXターボ4WDの購入に至りました。
同等の距離・年式のN-BOXと比べて少し高めではありましたが、約半年間以上、ほぼ毎日のように中古車検索サイトをチェックしてきた経験から、この先僕の条件に合うN-BOXに出会うのはかなり難しいだろうと考え即決しました。
128万円の7年ローンで買ったので、最低でも支払い期間の7年は乗らなくてはなりません。目標は10年、大事に使っていきたいとおもいます。
納車が楽しみです。
初めてのブログだったので要領がわからずダラダラと長くなってしまいました。